2018年10月08日
母子生活支援施設がある社会
2018年10月8日(月)
インドネシア人学習者に母子生活支援施設の話をしたところ、「どうしてそんな施設があるの」と素朴に聞き返されてしまいました。
母子生活支援施設は、18歳以下の子どもがいる場合、母親と子どもがいっしょに住める公的支援の寮です。そこで働いている人たちは、子どもたちが健全な生活を送れるよう懸命に取り組んでいるし、私としては日本の福利厚生の例という文脈の話だったのです。しかし、つぶらな眼で、本当にわからないというふうに「その施設の意味は」と問われてみると、人々が貧しさを分け合い、助け合ってゆるやかに生きている社会と、そういう施設がないと母親と子供とで生きていけない日本の社会との違いというものをしみじみと実感しました。
インドネシア人学習者に母子生活支援施設の話をしたところ、「どうしてそんな施設があるの」と素朴に聞き返されてしまいました。
母子生活支援施設は、18歳以下の子どもがいる場合、母親と子どもがいっしょに住める公的支援の寮です。そこで働いている人たちは、子どもたちが健全な生活を送れるよう懸命に取り組んでいるし、私としては日本の福利厚生の例という文脈の話だったのです。しかし、つぶらな眼で、本当にわからないというふうに「その施設の意味は」と問われてみると、人々が貧しさを分け合い、助け合ってゆるやかに生きている社会と、そういう施設がないと母親と子供とで生きていけない日本の社会との違いというものをしみじみと実感しました。
Posted by 有隣館 at 20:53│Comments(0)
│有隣館
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