2018年10月20日
逆の立場を経験する
2018年10月20日(土)
ベトナム語では、「砂糖」と「道」が同じ単語なのだそうです。「ドゥーン」というような発音。声調のある言語なのですが、その声調まで同じ。当然、例えば「ドゥーンを入れる」「ドゥーンを歩く」のように、文脈によって意味がわかるわけです。日本語は同音異義語が多いことで知られていますが、逆の立場を経験すると、面倒くさい気持ちがよくわかります。
ちなみに、タイ語の「日本人」は「コン・ジプン」というような発音なのですが、「コン・イプン」と言っているように聞こえるときもあります。聞けば、どちらでも同じこと。日本語母語話者のほとんどは、例えば「バス」という外来語に象徴されるように、英語の「s」と「th」が聞き分けられませんが、「聞き分けられるのに意味が同じ」という逆の体験をする貴重な機会でした。
何事も、相手と同じような経験ができると、相手の気持ちが実感として理解できるものです。
ベトナム語では、「砂糖」と「道」が同じ単語なのだそうです。「ドゥーン」というような発音。声調のある言語なのですが、その声調まで同じ。当然、例えば「ドゥーンを入れる」「ドゥーンを歩く」のように、文脈によって意味がわかるわけです。日本語は同音異義語が多いことで知られていますが、逆の立場を経験すると、面倒くさい気持ちがよくわかります。
ちなみに、タイ語の「日本人」は「コン・ジプン」というような発音なのですが、「コン・イプン」と言っているように聞こえるときもあります。聞けば、どちらでも同じこと。日本語母語話者のほとんどは、例えば「バス」という外来語に象徴されるように、英語の「s」と「th」が聞き分けられませんが、「聞き分けられるのに意味が同じ」という逆の体験をする貴重な機会でした。
何事も、相手と同じような経験ができると、相手の気持ちが実感として理解できるものです。
Posted by 有隣館 at 23:20│Comments(0)
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